むち打ち症とは頚椎の捻挫です。 交通事故などで、首に強い衝撃が加わったことにより頚部が捻挫し、筋肉や靭帯などが伸びてしまったり、断裂している状態です。 頭痛や耳鳴り、しびれなどの症状が出る場合もあります。むち打ちは事故後しばらくして発症することも多いため、自覚症状が無くてもまずは病院の診察を受けましょう。

一概に頭痛といってもその原因は様々ですが、頭の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起きるのが、緊張型頭痛です。筋肉の緊張によって血流が悪くなり、筋肉内に老廃物がたまることで周囲の神経が刺激されて起きます。精神的・身体的ストレスが大きな原因とされていて、特に、長時間同じ姿勢をとり続けている人は要注意です。

眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけての痛みが出ることです。痛みで首を動かせない時もあります。湿布などで対応する方が多いと思われますが、首は多くの神経が通っている場所なので、決して軽視できません。なかなか痛みが取れず、症状を悪化させて生活に支障をきたしてしまう前に、治療しましょう。

症状が起きた年齢によって、四十肩や五十肩などと言われます。 正式には肩関節周囲炎。 肩こりとは全くの別物です。 肩こりが筋肉の疲労や血行不良が主な原因なのに対して、四十肩・五十肩は加齢による肩関節の炎症です。

仕事や家事の疲れで肩こりに悩まされている方も多いのではないでしょうか？首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うこともあります。 運動不足による筋肉疲労、長時間のデスクワークやパソコンなどを使うことによる眼精疲労、ストレス、自律神経の乱れなども、首肩こりを引き起こす原因となります。

背骨を構成する骨と骨の間にある軟骨のことを椎間板といいます。ヘルニアとは、体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態を指します。老化や激しい運動によって椎間板が飛び出し、神経を圧迫することによって痛みが生じるのが椎間板ヘルニアです。腰痛、脚の痛みやしびれ、ひどい場合には感覚が無くなったり、足が動かせなくなる事もあります。

骨盤のゆがみは、日頃の姿勢の悪さや運動不足によって生じた、骨盤についている筋肉の緊張バランスが崩れたり、その下の脚からゆがみが生じていることが多く、様々な不調を引き起こす原因となります。骨盤についている筋肉（大腿四頭筋や腸腰筋など）を伸ばして、柔らかくほぐしていくことが、ゆがみの改善に繋がります。

ぎっくり腰は正式には急性腰痛と言います。 突然発症し、しばらくは動けないほどの痛みに見舞われます。重い荷物を持ち上げたり、瞬間的に腰へ強い負荷がかかる時に、ぎっくり腰を起こしやすいとされていますが、原因不明なことも多いです。背筋や腹筋を鍛えたり、ものを拾う時は腰を曲げるのではなく膝を曲げて拾う、朝起きる時は一度布団の中で腰を丸めてから起きるなど、日常生活のちょっとした姿勢や動作を見直してみましょう。